時短を意識することにより考える時間も短くて済む

家に帰った後も数時間家事や育児に追われる

近年においては、企業の長時間労働が問題視されているのですが、現代人のワークライフのバランスを考えた際に、働く母親たちのバランスはまさにブラック企業並みでしょう。
日々、仕事を終えて家に帰った後も数時間は家事や育児に追われて、肉体的にも精神的にもギリギリの状態で生活している女性は少なくないでしょう。
その大きな要因の1つとして、家事に対して「時間をかけて丁寧に行うべき」や「真面目に家事を行わなければいけない」といった、日本ならではの考え方があり、この昔のまま変わらない考えのもとに、家事はここ数十年殆ど進化していないのではないでしょうか。
そのため、女性の社会進出が進んでいる現代においてのライフスタイルとマッチすることがなく、苦しむ女性たちが急増しました。

時間と労働力は無限にある訳ではない

当たり前なのですが、時間には限りがあります。
一生懸命仕事を行うことや丁寧に家事をきちんと行うこと・子供としっかり向き合うことなど、全てを完璧に起きている間に行うということは不可能でしょう。
しかし、働いている多くの母親が求めているのは「仕事のペースを落とさずに、自宅で美味しい食事がとれて、綺麗な部屋を保って、家族とのコミュニケーションの時間も確保したい」という、難問があります。
時間と労働力は無限にある訳ではないので、その中において求める結果を得なければならないのです。
これは、仕事に取り組む上での考え方と同様でしょう。
つまり、家事の負担の軽減に必要なことは、聖域なきバリューイノベーションなのです。